
書籍の紹介

六国史
-日本書紀に始まる古代の「正史」
著書:遠藤 慶太(えんどう けいた)
- 内容紹介
奈良時代から平安時代前期にかけて編さんされた日本の正史「六国史」について、その特徴や魅力を、幅広い資料に基づいて、数多くのエピソードを盛り込むことで読者を飽きさせることなく概説した書。
- 情報
- 初版年月:平成28年2月 出版社: 中央公論新社
- 選定理由
六国史とは『日本書紀』をはじめとする古代国家の編纂した正史です。本書はこれら歴史書そのものの魅力について、それぞれの特徴やエピソードを例示しながら、一つ一つ丁寧に紹介するとともに、それが今日にまで伝わっている点もわかりやすく解説しています。また、六国史の記された平安時代の政治にも多く紙幅を割き、成熟した宮廷や国家であると評価するなど、古代史全体の入門書として最適であり、優秀作品賞にふさわしい書籍です。
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