第1回古代歴史文化賞決定記念講演会+特別対談
日時:平成25年12月15日(日)14:00から16:50まで
場所:くにびきメッセ多目的ホール(松江市学園南)
概要
◆主催者あいさつ(島根県知事)
◆古代歴史文化賞受賞者紹介(古代歴史文化賞選定委員 平川南氏)
◆来賓あいさつ(島根県議会 福間副議長)
◆第1部:古代歴史文化賞受賞者による記念講演
- 大賞受賞 都出比呂志氏「大和政権と出雲」
- しまね賞受賞 関和彦氏「知られざる出雲」
都出比呂志氏
弥生時代の出雲の特徴的な四隅突出墓について、方形周溝墓から発達した墓制であること、古墳時代、出雲では全国で主流となる前方後円墳と異なる前方後方墳が採用されるが、これは大和政権が地域の有力首長の連合政権的性格を脱することができなかったためであるとされました。
関和彦氏
オオクニヌシとスクナビコナの縁を取り持ったクエビコは案山子の古名であり、出雲は案山子発祥の地である!との講演がありました。
◆第2部:漫画家の安彦良和氏と関和彦氏による特別対談「古代出雲の大地に立つ!!」
安彦さんから関さんに対して、記紀と出雲国風土記の神話が異なっているのは何故か?また関さんからは安彦さんに対して、画くことと神話の関係について質問が出され、それぞれの意見が交わされたいへん盛り上がりました。
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