書籍の紹介

未盗掘古墳と天皇陵古墳

未盗掘古墳と天皇陵古墳

著書:松木 武彦(まつぎ たけひこ)
内容紹介

未盗掘古墳と天皇陵古墳を発掘することの意義をわかりやすく説いた作品。

情報
初版年月:平成25年6月
出版社: 小学館
選定理由

 未盗掘古墳の発掘成果と、天皇陵古墳の歴史的経緯やその意義の叙述を通じて、古墳や発掘調査、ひいては考古学の重要性を読者に訴える著作になっています。自らの経験に基づいた発掘調査の記述には臨場感があり、一般の人がなかなか知りえない発掘調査における試行錯誤の過程や、調査者の心の葛藤が生々しく描かれており、これまでの考古学の書籍にない魅力を感じることができます。
 後半は天皇陵古墳のもつ意味についてわかりやすく解説します。歴史研究上の重要な古墳として天皇陵古墳に対して真摯に向き合う姿勢が貫かれており好感が持てます。
 全体として一般読者を意識し、わかりやすく記されています。著者自身の設定した「発掘するとはどういうことか」という問いに学問的・社会的に一つの回答が出されており、古墳や発掘調査に興味を持つ読者には最善の書と言えます。

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